悪霊論は、「天使・サタン・悪霊論シリーズ」のひとつです。
悪霊論では、以下の4項目に分けて学んでいきます。
この記事は、悪霊論 (1) 悪霊の存在・名称 を取り上げます。
具体的には、以下の4項目です。
❶ 悪霊の存在
❷ 旧約聖書における悪霊の名称
❸ 新約聖書における悪霊の名称
❹ 「悪霊の存在・名称」のまとめ
引用聖句は、必要に応じ、アコーディオン機能(▼)をクリックしてお読み下さい。聖句内の重要な用語は太字表示してあります。
悪霊は本当に存在する?
悪霊は存在します。神のことばである「聖書」が、悪霊の存在を明確に示しているのです。
新約聖書で、悪霊という言葉は、60回も言及されています。単数形で19回、複数形で41回です。
また、ヘブル人への手紙の著者以外は、全員悪霊について言及されています。(ヘブル人の手紙では、サタンについての言及です。)
何より、イエス・キリストご自身が、悪霊が存在すると教え、悪霊の追い出しをしています。
イエスが悪霊の存在を教えている
イエス・キリストご自身が教えの中で、悪霊の存在について言及しています。
以下、9つの聖書箇所を、一緒に確認していきましょう。
マタイの福音書 7章22節
その日には多くの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言し、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって多くの奇跡を行ったではありませんか。』
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マタイの福音書 10章8節
病人を癒やし、死人を生き返らせ、ツァラアトに冒された者をきよめ、悪霊どもを追い出しなさい。あなたがたはただで受けたのですから、ただで与えなさい。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マタイの福音書 12章27~28節
また、もしわたしが、ベルゼブルによって悪霊どもを追い出しているとしたら、あなたがたの子らが追い出しているのは、だれによってなのですか。そういうわけで、あなたがたの子らが、あなたがたをさばく者となります。
しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マタイの福音書 25章41節
それから、王は左にいる者たちにも言います。『のろわれた者ども。わたしから離れ、悪魔とその使いのために用意された永遠の火に入れ。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マルコの福音書 7章29節
そこでイエスは言われた。「そこまで言うのなら、家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘から出て行きました。」
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マルコの福音書 16章17節
信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばで語り、
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ルカの福音書 10章20節
しかし、霊どもがあなたがたに服従することを喜ぶのではなく、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ルカの福音書 11章18~20節
あなたがたは、わたしがベルゼブルによって悪霊どもを追い出していると言いますが、サタンが仲間割れしたのなら、どうしてサタンの国は立ち行くことができるでしょう。
もし、わたしがベルゼブルによって悪霊どもを追い出しているとしたら、あなたがたの子らが悪霊どもを追い出しているのは、だれによってなのですか。そういうわけで、あなたがたの子らがあなたがたをさばく者となります。
しかし、わたしが神の指によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ルカの福音書 13章32節
イエスは彼らに言われた。「行って、あの狐にこう言いなさい。『見なさい。わたしは今日と明日、悪霊どもを追い出し、癒やしを行い、三日目に働きを完了する。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
イエスが悪霊の追い出しをしている
イエス・キリストご自身が、実際に悪霊を追い出しています。これが、悪霊が存在する明らかな証拠です。
以下、8つの聖書箇所を、一緒に確認していきましょう。
マタイの福音書 12章22~29節
そのとき、悪霊につかれて目が見えず、口もきけない人が連れて来られた。イエスが癒やされたので、その人はものを言い、目も見えるようになった。
群衆はみな驚いて言った。「もしかすると、この人がダビデの子なのではないだろうか。」
これを聞いたパリサイ人たちは言った。「この人が悪霊どもを追い出しているのは、ただ悪霊どものかしらベルゼブルによることだ。」
イエスは彼らの思いを知って言われた。「どんな国でも分裂して争えば荒れすたれ、どんな町でも家でも分裂して争えば立ち行きません。
もし、サタンがサタンを追い出しているのなら、仲間割れしたことになります。それなら、どのようにしてその国は立ち行くのですか。
また、もしわたしが、ベルゼブルによって悪霊どもを追い出しているとしたら、あなたがたの子らが追い出しているのは、だれによってなのですか。そういうわけで、あなたがたの子らが、あなたがたをさばく者となります。
しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。
まず強い者を縛り上げるのでなければ、強い者の家に入って家財を奪い取ることが、どうしてできるでしょうか。縛り上げれば、その家を略奪できます。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マルコの福音書 1章39節
こうしてイエスは、ガリラヤ全域にわたって、彼らの会堂で宣べ伝え、悪霊を追い出しておられた。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マルコの福音書 5章1~20節
こうして一行は、湖の向こう岸、ゲラサ人の地に着いた。
イエスが舟から上がられるとすぐに、汚れた霊につかれた人が、墓場から出て来てイエスを迎えた。
この人は墓場に住みついていて、もはやだれも、鎖を使ってでも、彼を縛っておくことができなかった。
彼はたびたび足かせと鎖でつながれたが、鎖を引きちぎり、足かせも砕いてしまい、だれにも彼を押さえることはできなかった。
それで、夜も昼も墓場や山で叫び続け、石で自分のからだを傷つけていたのである。
彼は遠くからイエスを見つけ、走って来て拝した。
そして大声で叫んで言った。「いと高き神の子イエスよ、私とあなたに何の関係があるのですか。神によってお願いします。私を苦しめないでください。」
イエスが、「汚れた霊よ、この人から出て行け」と言われたからである。
イエスが「おまえの名は何か」とお尋ねになると、彼は「私の名はレギオンです。私たちは大勢ですから」と言った。
そして、自分たちをこの地方から追い出さないでください、と懇願した。
ところで、そこの山腹では、おびただしい豚の群れが飼われていた。
彼らはイエスに懇願して言った。「私たちが豚に入れるように、豚の中に送ってください。」
イエスはそれを許された。そこで、汚れた霊どもは出て行って豚に入った。すると、二千匹ほどの豚の群れが崖を下って湖へなだれ込み、その湖でおぼれて死んだ。
豚を飼っていた人たちは逃げ出して、町や里でこのことを伝えた。人々は、何が起こったのかを見ようとやって来た。
そしてイエスのところに来ると、悪霊につかれていた人、すなわち、レギオンを宿していた人が服を着て、正気に返って座っているのを見て、恐ろしくなった。
見ていた人たちは、悪霊につかれていた人に起こったことや豚のことを、人々に詳しく話して聞かせた。
すると人々はイエスに、この地方から出て行ってほしいと懇願した。
イエスが舟に乗ろうとされると、悪霊につかれていた人がお供させてほしいとイエスに願った。
しかし、イエスはお許しにならず、彼にこう言われた。「あなたの家、あなたの家族のところに帰りなさい。そして、主があなたに、どんなに大きなことをしてくださったか、どんなにあわれんでくださったかを知らせなさい。」
それで彼は立ち去り、イエスが自分にどれほど大きなことをしてくださったかを、デカポリス地方で言い広め始めた。人々はみな驚いた。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ルカの福音書 4章35節
イエスは彼を叱って、「黙れ。この人から出て行け」と言われた。すると悪霊は、その人を人々の真ん中に投げ倒し、何の害も与えることなくその人から出て行った。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ルカの福音書 4章41節
また悪霊どもも、「あなたこそ神の子です」と叫びながら、多くの人から出て行った。イエスは悪霊どもを叱って、ものを言うのをお許しにならなかった。イエスがキリストであることを、彼らが知っていたからである。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ルカの福音書 8章29~33節
それは、イエスが汚れた霊に、この人から出て行くように命じられたからであった。汚れた霊はこの人を何回も捕らえていた。それで彼は鎖と足かせでつながれて監視されていたが、それらを断ち切っては、悪霊によって荒野に駆り立てられていた。
イエスが「おまえの名は何か」とお尋ねになると、彼は「レギオンです」と答えた。悪霊が大勢彼に入っていたからである。
悪霊どもはイエスに、底知れぬ所に行けと自分たちにお命じにならないようにと懇願した。
ちょうど、そのあたりの山に、たくさんの豚の群れが飼われていたので、悪霊どもは、その豚に入ることを許してくださいと懇願した。イエスはそれを許された。
悪霊どもはその人から出て、豚に入った。すると豚の群れは崖を下って湖へなだれ込み、おぼれて死んだ。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ルカの福音書 9章42節
その子が来る途中でも、悪霊は彼を倒して引きつけを起こさせた。しかし、イエスは汚れた霊を叱り、その子を癒やして父親に渡された。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ルカの福音書 11章14節
さて、イエスは悪霊を追い出しておられた。それは口をきけなくする悪霊であった。悪霊が出て行くと、口がきけなかった人がものを言い始めたので、群衆は驚いた。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
これほど多く言及されている悪霊ですが、多くの「呼び名」があります。それらを知らなければ、悪霊に関する言及だと気づくことができません。そこでまずは、悪霊の名称(名前)、称号(タイトル)について押さえておきましょう。
旧約聖書における悪霊の呼び名は?
悪霊ども(シェディム)
「支配する」という意味です。
ちなみに、以下の2聖句は、ヘブル語でシェディム、悪霊どもという複数形です。
申命記 32章17節
“彼らは、神ではない悪霊どもにいけにえを献げた。彼らの知らなかった神々に、近ごろ出て来た新しい神々、先祖が恐れもしなかった神々に。”
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
詩篇 106篇37節
“彼らは自分たちの息子と娘を悪霊へのいけにえとして献げ”
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
悪霊(わざわいの霊)
サムエル記 第一 16章14~16節
さて、主の霊はサウルを離れ去り、主からの、わざわいの霊が彼をおびえさせた。
サウルの家来たちは彼に言った。「ご覧ください。わざわいをもたらす、神の霊が王をおびえさせています。
わが君。どうか御前におりますこの家来どもに命じて、上手に竪琴を弾く者を探させてください。わざわいをもたらす、神の霊が王に臨むとき、その者が竪琴を手にして弾くと、王は良くなられるでしょう。」
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
サムエル記 第一 16章23節
神の霊がサウルに臨むたびに、ダビデは竪琴を手に取って弾いた。するとサウルは元気を回復して、良くなり、わざわいの霊は彼を離れ去った。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
サムエル記 第一 18章10節
その翌日、わざわいをもたらす、神の霊がサウルに激しく下り、彼は家の中で狂いわめいた。ダビデはいつものように竪琴を手にして弾いたが、サウルの手には槍があった。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
サムエル記 第一 19章9節
わざわいをもたらす、主の霊がサウルに臨んだ。サウルは自分の家で座っていて、手には槍を持っていた。ダビデは竪琴を手にして弾いていた。
会引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
わざわいの御使い
御使いという言葉が用いられるのは、悪霊どもは堕天使(堕落した天使)だからです。
詩篇 78篇49節
神は彼らの上に燃える怒りを送られた。激しい怒りと憤りと苦しみを。わざわいをもたらす御使いたちを。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
神の子ら (the sons of God)
天使の名称の一つに「神の子」というのがあります。この聖句の場合は堕天使(悪霊)を意味します。
創世記 6章2節
神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、それぞれ自分が選んだ者を妻とした。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
創世記 6章4節
神の子らが人の娘たちのところに入り、彼らに子ができたそのころ、またその後も、ネフィリムが地にいた。彼らは昔からの勇士であり、名のある者たちであった。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
新約聖書における悪霊の呼び名は?
霊がつく呼び名
悪霊
ルカの福音書 7章21節
ちょうどそのころ、イエスは病気や苦しみや悪霊に悩む多くの人たちを癒やし、また目の見えない多くの人たちを見えるようにしておられた。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
使徒の働き 19章12~16節
彼が身に着けていた手ぬぐいや前掛けを、持って行って病人たちに当てると、病気が去り、悪霊も出て行くほどであった。
ところが、ユダヤ人の巡回祈祷師のうちの何人かが、悪霊につかれている人たちに向かって、試しに主イエスの名を唱え、「パウロの宣べ伝えているイエスによって、おまえたちに命じる」と言ってみた。
このようなことをしていたのは、ユダヤ人の祭司長スケワという人の七人の息子たちであった。
すると、悪霊が彼らに答えた。「イエスのことは知っているし、パウロのこともよく知っている。しかし、おまえたちは何者だ。」
そして、悪霊につかれている人が彼らに飛びかかり、皆を押さえつけ、打ち負かしたので、彼らは裸にされ、傷を負ってその家から逃げ出した。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
汚れた霊
マタイの福音書 10章1節
イエスは十二弟子を呼んで、汚れた霊どもを制する権威をお授けになった。霊どもを追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいを癒やすためであった。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マタイの福音書 12章43節
汚れた霊は人から出て行くと、水のない地をさまよって休み場を探します。でも見つからず、
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マルコの福音書 1章27節
人々はみな驚いて、互いに論じ合った。「これは何だ。権威ある新しい教えだ。この方が汚れた霊にお命じになると、彼らは従うのだ。」
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マルコの福音書 3章11節
汚れた霊どもは、イエスを見るたびに御前にひれ伏して「あなたは神の子です」と叫んだ。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
マルコの福音書 5章13節
イエスはそれを許された。そこで、汚れた霊どもは出て行って豚に入った。すると、二千匹ほどの豚の群れが崖を下って湖へなだれ込み、その湖でおぼれて死んだ。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
使徒の働き 5章16節
また、エルサレム付近の町々から大勢の人が、病人や、汚れた霊に苦しめられている人々を連れて集まって来た。その人々はみな癒やされた。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
使徒の働き 8章7節
汚れた霊につかれた多くの人たちから、その霊が大声で叫びながら出て行き、中風の人や足の不自由な人が数多く癒やされたからである。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ヨハネの黙示録 16章13節
また、私は竜の口と獣の口、また偽預言者の口から、蛙のような三つの汚れた霊が出て来るのを見た。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
悪い霊 (wicked spirit)
ルカの福音書 11章26節
そこで出かけて行って、自分よりも悪い、七つのほかの霊を連れて来て、入り込んでそこに住みつきます。そうなると、その人の最後の状態は、初めよりも悪くなるのです。」
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
惑わす霊
第一テモテへの手紙 4章1節
しかし、御霊が明らかに言われるように、後の時代になると、ある人たちは惑わす霊と悪霊の教えとに心を奪われ、信仰から離れるようになります。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
悪霊の霊
ヨハネの黙示録 16章14節
これらは、しるしを行う悪霊どもの霊であり、全世界の王たちのところに出て行く。全能者なる神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを召集するためである。
引用元:聖書新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ギリシア語の呼び名
新約聖書の原語はギリシア語ですが、悪霊に関する単語としては、「ダイモン」という語幹(単語の芯の部分)から関連する単語「ダイモニオン」・「ダイモニオデス」・「ダイモニゾマイ」などが使われています。
参考聖句箇所 リスト
・マタイの福音書 8:31
・ルカの福音書 4:33
・ヤコブの手紙 3:15
・マタイの福音書 4:24
その他の呼び名
サタンの使い
天使は、本来神の使い(神に使えるもの)であり、神のメッセンジャー(メッセージを伝えるもの)として創造されました。しかし、堕天使となってしまった天使たちは、神に使えるのではなく、サタンに使えるものとなってしまいました。
マタイの福音書 25章41節
それから、王は左にいる者たちにも言います。『のろわれた者ども。わたしから離れ、悪魔とその使いのために用意された永遠の火に入れ。
引用元:聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ヨハネの黙示録 12章7~9節
さて、天に戦いが起こって、ミカエルとその御使いたちは竜と戦った。竜とその使いたちも戦ったが、
勝つことができず、天にはもはや彼らのいる場所がなくなった。
こうして、その大きな竜、すなわち、古い蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれる者、全世界を惑わす者が地に投げ落とされた。また、彼の使いたちも彼とともに投げ落とされた。”
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
破壊
ギリシア語でアポリュオン、ヘブル語でアバドンは、破壊という意味あいがあります。
ヨハネの黙示録 9章11節
いなごたちは、底知れぬ所の使いを王としている。その名はヘブル語でアバドン、ギリシア語でアポリュオンという。
引用元:聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
「悪霊の存在・名称」のまとめ
この記事は、悪霊論 (1) 悪霊の存在・名称 を取り上げました。
具体的には、以下の4項目です。
❶ 悪霊の存在
❷ 旧約聖書における悪霊の名称
❸ 新約聖書における悪霊の名称
❹ 「悪霊の存在・名称」のまとめ
悪霊が存在するという事実は、数々の聖書箇所を通して裏付けされています。特に、イエス・キリストご自身が、悪霊の存在について教え、また、悪霊の追い出しをしていることからも、悪霊の存在を否定することはできません。
呼び名に関しては、ヘブル語で書かれた旧約聖書、ギリシア語で書かれた新約聖書のどちらにも、さまざまなものがあります。
特に、新約聖書に出てくる呼び名の多くは、「ダイモン」という語源から枝分かれしたギリシア語(ダイモニオン、ダイモニオデス、ダイモニゾマイ)などです。そして「霊」という言葉を含む呼び名(汚れた霊、悪い霊、惑わす霊)なども含めると、かなり多くの呼び名があります。
これらの多岐にわたる呼び名を押さえておけば、今後、聖書を読む中で、悪霊に関する言及を見落とすことはなくなるはずです。
この記事を通して、悪霊の存在、特に名称に関して理解が深まったでしょうか。
あなたの信仰生活に、なんらかのお役に立てれば幸いです。
次回は、「悪霊論 (2) 悪霊の起源・堕落」をご一緒に学んでいきましょう。
この記事の参考資料
- 書籍 聖書が教える霊的戦い——神の国と悪魔の国の葛藤
中川健一著
ハーベスト・タイム・ミニストリーズ - ハーベスト聖書塾 神学講座4(聖書塾生専用教材)より
講師:中川健一
ハーベスト・タイム・ミニストリーズ
書籍 聖書が教える霊的戦いは、以下のリンクから購入可能です。
・日本版 ハーベストタイムミニストリーズ オンラインショップ https://harvestshop.net/jp/
・U.S.A版 HarvestTime Ministries U.S.A. Online Shop https://harvestshop.net/us/
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